カルチャー
Culture
くるくるエリアで楽しめるカルチャーをご紹介。
工芸体験や食の手作り体験を始めとした体験系スポットのほか、
地域の歴史を学ぶことのできるディープなスポットもご紹介。
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世界的建築家 安藤忠雄氏による
壮大な祈りの空間札幌市の真駒内滝野霊園内に鎮座する高さ13.5mの大仏。名を「頭大仏」といい、霊園でありながら今では世界中から観光客が集まってくる名所となっています。大仏自体はもともと「御霊供養大仏」として屋外に建てられていましたが、開園30周年となる2016年に、記念事業として建築家の安藤忠雄が大仏殿を設計し、そのユニークな形状で観光客が訪れるようになりました。ドーム状の屋根の真ん中に空いた穴から頭だけつき出して見えるから「頭大仏」。春は新緑、夏はラベンダー、冬は雪に覆われる丘と一体化したその姿は、アートな魅力を持った札幌の新名所となっています。 水庭のほとりには、「ロタンダカフェ&ストア」があり、軽食やお茶で一服できるほか、オリジナルのお土産も買えます。 園内には、この頭大仏のほか、高さ10m近くもあるモアイ像33体が並んでいたり、イギリスの古代遺跡ストーンヘンジを模したものや観音像が立っていたりと不思議なアート空間となっており、独自の世界観を楽しむことができます。総面積180万平方メートルの広大な敷地に、道内最大級のお墓が並ぶ霊園、宗派を問わない公園霊園なので、観光やレジャーでたくさんの人の来園を歓迎しています。
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歴史と芸術が、響きあう。
海の玄関口として栄え、経済の中心地として北海道経済の基礎をつくった小樽。栄華を誇った20世紀前半に建造された旧荒田商会、旧高橋倉庫、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店の4棟を活用した3つの施設からなる小樽芸術村では、その時代を華やかに彩ってきた国内外の優れた美術品・工芸品を鑑賞しその文化に触れることができます。「似鳥美術館」は目の前に広がるルイス・C・ティファニーのステンドグラス作品から始まり、横山大観などによる日本画、岸田劉生やルノワールらの日本・海外の洋画、高村光雲とその弟子たちの木彫、アール・ヌーヴォー、アール・デコのグラス作品など幅広い芸術作品を間近に鑑賞。「旧三井銀行小樽支店」では、昭和2年に建てられた重厚な銀行建築の内部をご覧いただけます。「ステンドグラス美術館」ではイギリスの教会ステンドグラスによる美しく荘厳な光の空間を楽しめます。
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北海道らしい自然と石狩市のシンボル、
石狩灯台を楽しむ。日本海と石狩川が交わり長い時間をかけて形成された砂嘴と呼ばれる海岸地形には180種類に及ぶ海浜植物が自生し、敷地の一部は石狩市海浜植物等保護地区にも指定されています。公園の入口に佇む赤と白のストライプが特徴的な石狩灯台は、川の流れと海の波によって100年間で徐々に広大な砂嘴が形成された証です。約46ヘクタールある公園には名前の由来にもなったハマナスをはじめ、イソスミレ、ハマエンドウ、ハマヒルガオ、エゾスカシユリ、コガネギクなど季節毎に様々な花を楽しむことができます。ハマナスの見頃は6月下旬から7月上旬。初夏はもちろん、折々に移り変わる季節の表情を感じることができます。ヒバリやウグイス、ワシなど1年を通してやってくる野鳥の種類も豊富でバードウオッチングスポットとしても人気なこの公園へ頻繁に足を運ぶ地元の人も多いです。 休憩スペースを備えた「はまなすの丘公園ヴィジターセンター」では石狩の特産品やハマナスの関連商品を販売。中でもおすすめは淡いピンク色でハマナスの香りが上品なオリジナルハマナスソフトクリーム。石狩浜の潮騒と心地良い潮風を感じながら、人気の味を是非味わって。
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小樽にゆかりのある
美術家の作品を中心に展示。海、運河、港と起伏に富んだ地形に点在する家並みという景観を持つ小樽。古くは北のウォール街とも呼ばれた小樽市の銀行などが立ち並んでいた通りの一角、当時、小樽地方貯金局であった建物が今の美術館。この美術館では2つの記念ホールと企画展示室を有し、小樽が商都として繁栄した時代に優れた業績を残した作家の作品を中心に小樽にゆかりのある現代作家の作品なども展示・保存しています。記念ホールの1つは小樽市出身の風景画家として知られる中村善策。優しく温和な人間性が現れた風景画はその豊かな色彩に注目です。 3階の一原有徳記念ホールにはモノタイプという手法を用いた特異な作風で国際的にも名高い版画家、一原有徳の作品がずらり。作品だけでなくアトリエの一部を再現したコーナーや作品制作過程を視聴できるコーナーなど鑑賞の工夫も。 また、1階の市民ギャラリーでは、年間を通して市民による多彩な展示が開催されています。
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小樽の風土と文化の関わりを
感じながら過ごす至福のひと時古くは北のウォール街とも呼ばれた小樽市の銀行などが立ち並んでいた通りの一角、当時、小樽地方貯金局であった建物の二階にある文学館。1952年に建てられたこの建物では小林多喜二、伊藤整をはじめ、小樽ゆかりの小説家、詩人、歌人、俳人の著書や資料を鑑賞することができます。古書の香りが漂って来そうな展示室内には作家の略歴や写真をはじめ、直筆原稿や書簡、多喜二のデスマスクなど貴重な品が並びます。その中には実際に作家が使っていた私物のかばんやカメラも。作家の人となりや特徴を親しみ易く解説するコーナーも設置されており、作家の新たな一面を知ることができます。常設展示のほかにも文学講座や作家と作品ゆかりの場所を訪ねる文学散歩など、様々なテーマで特別展・企画展を開催。
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落ち着く空間で時間が経つことを忘れ、
美味しい時間を。“小樽市指定歴史的建造物”にも認定された、レンガ造りが特徴の旧海猫屋跡地に建つ雰囲気ある倉建物。1階は深海をイメージした内装で札幌軟石アンティークや特注のタイルなどお店のこだわりがたっぷり。照明の光と影が神秘的な空間を演出しています。そんな雰囲気ある空間で味わう料理に使われるのは、吟味された地元小樽の食材や道産食材。道産の白樺薪を使って焼き上げた「北海道産牛肉や様々な肉」は表面はカリッと香ばしく、中は旨みを閉じ込めてジューシーな味わいです。素材の持ち味を大切に丁寧に仕上げられたパスタも人気メニューのひとつ。お昼時は料理のこだわりはそのまま、ドリンクなどが付いたランチセットに。お子様ランチがあるのも子供連れに嬉しいポイントです。
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石狩当別の神社御朱印を集めながら
田園風景をサイクリング。出発は広大な社地を有する当別神社から。公園に隣接し緑豊かな社内は参道を歩くだけで神聖な気持ちになります。内社の聖徳神社を参拝したらガイドと共に2つのコースに分かれ参拝します。廃線となった駅や木造2階建ての校舎など、地域に根付くのどかな風景も見どころです。コースに沿って町内の神社を参拝し終えた後は再び当別神社に戻り御朱印帳をいただきます。当日参拝した神社が無人であっても御朱印が認められることが魅力の1つ。 サイクリングで心地良い汗をかいた後は当別町内で人気の飲食店でゆったりとランチ。地元で愛される和食料理店や、北海道のソウルフードであるスープカレー店、オシャレなカフェレストランなど地元当別の食材を用いた人気店をセレクト。当別町の自然と文化を味わえます。