CPO(Cost Per Order)とは、1件の受注や購入に要したコストを表す指標です。主にECサイトやオンラインショップにおいて、マーケティングの費用対効果を測る際に利用されます。
CPOは以下の式で算出されます。
CPO = 総広告費用 / 総受注件数
つまり、受注1件あたりにかかった平均広告費を示しています。CPOが低ければ低いほど、より効率的に受注を獲得できていることになります。
CPOは、費用対効果の観点からCPA(コスト・パー・アクション)と同様に利用されますが、最終的な「購入」や「受注」に特化した指標であるのが特徴です。企業がECサイト経由の売上獲得を最終目標としている場合、CPOは極めて重要な経営指標となります。
広告運用時にはCPOとともに、ROAS(広告費対売上高比率)やCVR(コンバージョン率)等の指標とあわせて分析することが重要です。低コストで確実に受注を獲得できているかを総合的に判断する必要があります。
このようにCPOは、オンラインショッピング領域における広告の費用対効果を測る代表的な指標なのです。